2010-05-17 第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
次に、そういった難事件を解決するため、そしてまた第一にはやはり世論喚起という意味合いが強いわけですけれども、警察庁でも平成十九年から公費でもっての懸賞金制度を導入いただいておりますが、これもやはり導入に当たっては紆余曲折があって、事件の選定を含めて大変なことがございました。
次に、そういった難事件を解決するため、そしてまた第一にはやはり世論喚起という意味合いが強いわけですけれども、警察庁でも平成十九年から公費でもっての懸賞金制度を導入いただいておりますが、これもやはり導入に当たっては紆余曲折があって、事件の選定を含めて大変なことがございました。
それからもう一つ、これは私、何度も申し上げたいと思うんですけれども、難事件が十五年の時効を迎えていくわけです。それで、そういう難事件は、十五年の間に多くの人がその捜査線上に浮かんできます。これは、その中に真犯人がおる場合もありますし、複数の人たちが捜査線上に浮かびますので、多くの人は無罪です。その容疑者たちは、時効が廃止になりますと、ずっとその捜査線上に浮かんだままになります。
しかし、それ以外にも難事件というのもあります。非常に少額事件で難事件とか、こういったものにつきましては民事につきましてもスタッフ弁護士を活用する、そういうことが考えられるだろう。 刑事につきまして具体的に日弁連でも幾つか試算をしております。
○橋本敦君 一方、自由法曹団は、戦後多くの難事件に取り組んで、まさに人権を守る闘いの先頭に立ってきたともいう弁護士の皆さんが多くいらっしゃる集団です。
○説明員(泉幸伸君) ただいま御指摘がありました事件は、総じましていずれも物証が非常に乏しい難事件でありまして、警察といたしましては、それぞれの事件について当時全力を挙げて捜査し、被疑者を検挙送致したものでございます。
○諫山博君 難しい裁判と言われていたスモンあるいはカネミ油症事件、さらに大阪空港の騒音事件、こういう難事件は結局裁判所の和解で決着を見ています。本件でも、裁判所は長い審理の後に、これは判決で結論を出すより和解による解決が望ましい、こういう立場で勧告を出しました。
○政府委員(三井脩君) 捜査に当たりまして、警察官が証拠を発見して事件を有罪に持っていくというのが任務でございますが、だからといって、その証拠不十分な点を、今お話しのように手を加えるというようなことは、もとよりあってはならないことでありまして、それでありますがゆえに、難事件におきましては、特に警察官は大変な苦心をするわけでございます。
それから、強いて申しますと、こういうことが問題になりますのは、やはり事件そのものがいわば難事件——むずかしい事件だということから出発しているわけでございまして、その場合に、事実の認定につきましても、証拠の見方につきましてもいろいろな見方があり得るわけでございます。相対立する見方があるわけでございまして、そこに争いがあるからこそ時間もかかるという理屈もあるわけでございます。
しかし、非常な難事件もあります。これは三年、五年、七年とかかるのは、ある意味では当然だと思われるような事件もあるわけですね。それを一概に迅速、迅速ということから、どういうようなひずみが来ておるかということを、現場の裁判官の声を読み上げますから、それを最高裁並びに法務委員長も聞いていただきたいと思うのです。もちろん大臣も聞いていただきたいと思います。
これは価値観の多様性で両方の意見がもう深刻に対立するような事件ばかりなんですね、しかも難事件というのは。それを、どっちに軍配を上げたら国民の総意に沿うだろうか、世間の信頼を得られるだろうか、常識が肯定されるだろうか、そういうような配慮というものは決して好もしいことではない。
ところで検察といたしまして、最高検察庁、高等検察庁以下検察幹部を含めましていろいろな難事件については協議を重ねることが多いわけでございますが、法律問題でありますとか立証上の技術でありますとか、そういう点につきましては衆知を集めて決定するということが非常に有効でございますけれども、およそ事実の認定という問題につきましては、主任検事の心証というものを最大限に尊重する、こういうことが検察の伝統であるわけでございます
○橋本敦君 難事件ならそうはいかないです、絶対にいかない。
これはまあいかに難事件であったかは知りませんけれども、たかだか法令からいえば判決を読んでみても大したことないと思います。二十七年かけなければ判決ができないなどという問題、これはもうとても国民の側からは理解できない。そこで、これは一つの最近の例ですけれども、長期に係属している事件の報告を最高裁の方から聞きたいと思います。特に地裁、簡裁――下級審ですね。
○国務大臣(稻葉修君) こういう国際的大事件であり難事件であるものにつきまして、いろいろアメリカの証言拒否等があったりして支障は来しましたけれども、日米協力して一生懸命にやってきたつもりです。
○稻葉国務大臣 ロッキード事件とかロッキード問題とか、そういう言葉はありますが、これは日米両国にまたがる大事件であり、難事件ですわな。で、これは山、山、山と独立にあるのではなくて、つながっている山脈のように私は思うんでございますね。根はつながっている。山脈のように思うのです。それでも、まあ捜査には山があるように私は思いましてね、いわゆる丸紅ルートとか、そういう言葉がありますな。
ただ、いま鈴切さんお読みになったように、やはり捜査は非常に難事件ですから、綿密に熱心に精力を傾けてやっているわけですから、ざわざわしない方が私は望ましい、これはもう当然なことですね。前に相当な有力閣僚と言われるような人が、政変なんかあったって捜査当局はびくともしない、こういうことを言う。
○稻葉国務大臣 そうですね、私は前に、大変な難事件を抱えてあれだけ苦労しているんだから、まあしかし、捜査の途中でというわけにもいかぬから、捜査が終わったら慰労でもしょうかな、どういう慰労がいいかなと思って、二つあれしたのですな、秋場所のますを。それは十七日と二十四日ですから、だから私はそのくらいまでには何とかなるんじゃなかろうかという気持ちでいるんですね。
○国務大臣(稻葉修君) いかなる難事件といえども、無限に小さいことの、細大漏らさず全部いつまでもやっているわけにいきませんな。ですから、山を越したら今度はまとめにかかるという段階でいまおっしゃったようなことについてどこで線を引くかという表現、つまりどうまとめるかと、事件全体を、検察として。そういう問題だろうと思うんですが、まだ寄せの段階には入ってない、碁で言えばまだ寄せの段階じゃないと。
これは難事件です。それでよくまあここまでやってくれた、感心だな、これからもあの状態だとずっと国民の期待にこたえて全貌を、知る権利にこたえるという希望を非常に強く持てる、こういうことであります。
そういう点で、確信を持って贈収賄をやっぱりたたき出すということが言い得るのかどうかということを稻葉法務大臣にお聞きしたいのと、それから公安委員長にお尋ねをしたいのは、どうもやっぱり警察筋のたとえば浅沼長官談話などを新聞等を通じて拝見をしますと、稻葉法務大臣は何か任せておけみたいなニュアンスが非常に強いわけでありますが、警察筋の談話等を見ると、非常に何か難航している、見通しがむずかしいと、難事件であると
○国務大臣(稻葉修君) 証言もああいうふうに予定よりはおくれておりますし、まあ、いままでの同一種類の過去の疑獄事件の捜査の期間なども心配だから見てみますと、なかなかこれは太平洋またにかけた大事件で難事件だから、余りばたばたばたっとこういうふうにいくように国民が思っておられると期待外れで非常に困ると思いましてね、まあ私の個人的な感触を、まあ二ヵ月くらいはかかるんじゃないでしょうかと、こういうことを大事